映画雑感6

 

今日の映画は「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

 

主人公の男の子がうるさかった。

 

文化の違いか、表現が苛立った。

 

最後の公園のシーンあたりから男の子の顔つきがガラッと変わる。

 

判り易い演技と演出、解釈だが、好みではない。

 

子供とはいえ、周りの大人の人たちも充分傷ついているのに、この子供の騒ぎ方が酷く周囲の傷がさらにえぐられていく様は観ていて辛かった。

 

この少年には同情の余地はない。

 

サンドラブロックの演技が素敵で救われた。

 

この人は、歳をとるごとに演技に磨きがかかってきてますね。上手です。見応えがあります。

 

お爺ちゃんも好きです。エクソシストのお爺ちゃん、上手いです。

 

伝えたいことは判るが、現実の悲しみと苦しみはこんなものではないと思う。

 

それを2時間ちょっとで表現しようと頑張ったのは判るが・・・う〜ん

 

無理がある映画だと思いました。

 

 

My favorite things

 

 

マイヤ プリセツカヤさんは、私がこの世の中で一番愛しているプリマドンナ様。

 

2015年5月2日に亡くなられたそうだ。

 

この方の特集を1997年にNHKで観た。「瀕死の白鳥」

 

凄かった。

 

動けなかった。 人間が、白鳥になっていた。

 

なんと美しいものだったろうか。

 

最後の最後の腕の一振り、その震えまで、見事な芸術であった。

 

確か特別にNHKの撮影のために踊ったもので、観客の誰もいないそれは厳かと言える空間で、彼女は白鳥になっていた。

 

場所はNHKスタジオ。

 

音楽はカミーユ・サン=サーンス作曲の組曲『動物の謝肉祭』より「白鳥」。

 

マイヤ プリセツカヤ様は、本当に好きで、大好きで、観られるだけ観てはいるのだが

 

私はこのNHKで放送された 「瀕死の白鳥」が一番好きだ。

 

実家のブラウン管テレビの中で、踊る彼女。

 

テレビの周りにある、日常の雑多な部屋の中さえも問題にしない美がそこにはあった。

 

国も違い、バレエに関しての文化も教養もない1人の女を、驚かせ魅了してしまうプリマドンナ

 

真に美しい人。

 

いつまでも。

 

 

 

 

雨音日記

「私の幸せを考えて」と言ったら、毎日二百円程度のものを買って来るようになった。

 

それらのものも、実はまとめ買いしていて、会社に置いてあり、少しずつ持って帰っていると聞いた。

 

少し前までは、ネットや広告の割引券を切って持って帰ってきていた。

 

その実態を娘に話したら笑われた。

 

日帰り温泉などの五十円から二百円程度の割引券。

 

今気がついたが、やはり上限は二百円だった。

 

どこかのドリンク無料券もあったっけ。

 

「私の幸せは割引券?」

 

相手には幻の銘酒とか、高級スーツ、レストランでの食事を私がいつもだしている。

 

私が病気のとき、アワビやサザエの半額品をよく買ってきてくれた。

 

具合が悪い時に、魚介類は食べれない。

 

でも、仕方ないから調理した。

 

私はむろん食べれない。

 

それを同居している子供達にも分けないで、彼は1人で笑って食べていた。

 

同居している子供達は、もちろん病気はしていなかった。

 

 

 

 

雨音日記

なぜ日記を書くのか

 

なぜ日記を書くのか

 

壊れているのに

 

壊れた自分を記録するのか

 

毎日、産声をあげる自分

 

壊れたロボットのオモチャ

 

それが私

 

涙は流れない

 

声も出ない

 

でも心の中で

 

慟哭は続く

 

涙で出来た沼の中から空を見上げている

 

希望なんてあるわけがないのに

 

私自身が壊れているから

 

子供からの恨みも飽きた

 

解放の手引きなんてないのに

 

空を見上げている

 

だって他に見たいものがないから

 

私を踏みにじって笑っている人たちの顔ばかり

 

娘は言った

 

私が幸せになるのは耐えられないと。

 

そんなつもりじゃなかったと言えば許される?

 

生きているドロドロ

 

説教は要らない

 

 

雨音日記

 

 

 

そっとしておいて

 

あなたはあなたのままでいいから

 

そっとしておいて

 

私が私のままでいたいから

 

目を閉じて

 

口を塞ぐ

 

言葉を喉に押し込んで

 

笑っているのを勘違いしないで

 

泣いているの

 

たぶんあなたも

 

ゴメンね

 

ごめんなさい。

 

怖いの

 

痛みが本当に怖いの

 

だからそっとしておいて

 

愛が壊れてしまうから

 

痛みは全てのものを壊すから

 

 

そっとしておいて

 

 

 

 

 

 

雨音日記

今日は勤労感謝の日

 

朝から偏頭痛でウンザリだか、三人で千里のお社にお参りに行った。

 

季節がら、七五三がたくさん。

 

今年は、ここに住んでまる二年目。

 

これからは、月に一度、ここに散歩に来ようと引っ越した当初の決めごとを実行しようと決意する。

 

お社は良い。へたくそなお参りでも、その後スッキリとした気持ちになれて良い気分になれる。

自分の住んでいることろの近くに素敵なお社があることは、とてもありがたいと思う。

 

その後、先日のリベンジ、すみれでレンコン入りのハンバーグを食べる。

 

ipad Aar2と、PRO用に、念願?のMac純正キーボードを買う。定価で山電であっさり購入してしまったが、考えたらネットのほうが安かったかと少しざわざわざわ・・・

 

蟹酢を買って、もずくをかって、気にいった人参りんごミックスジュースを買って・・・

 

そうこうしていたら、やっと薬が効いてきた。遅いよ。

 

デパートで売りに来ていた京都の有名らしいお店の大福をおやつにこれから食べようと思う。

 

いろいろ忙しかったが、なんとか今日を送れそう。ただいま夕方の5:28なり。

 

 

雨音日記

書こうと思ったことがあり、パソコンを立ち上げ、はてブロにログインした。

 

自分の書くページに行く前に、今日の人気?ブログをざっと読んでいた。

 

本当に斜め読み。

 

その後、疲れたから今日のおすすめブログのタイトルだけざっとスクロール。

 

それだけでさらに疲れた。

 

はてブロは気をつけながらやっている。

 

昔、ミクシィで絡み疲れで何回も失敗しているからだ。

 

ただ、ミクシィの良い所は日記ごとに公開範囲を簡単に設定できることだ。

 

これは出来ないよね?

 

まぁいい。

 

偏頭痛の発作3秒前を告げるように、生あくびがとまらない。

 

今日は、床で寝っ転がって体操のようなことをしていたら、芋虫になったような気がして命の軽さを実感した。

 

その後、顔を洗っているときに今朝の福島の地震の事、それから前におきた東日本大震災のことを思い出し、涙が出そうになった。

命の重さを感じた。

 

命について、いつもいろいろ考える。いろんな角度で考える。

 

まだ答えは出ない。

 

三十代のころは、「答えのない事が答え」と思いきった時期があったが。

 

いまは、やはり考えてしまう。

 

それもまた命。

 

自分も命そのものなのに、命の理由が判らない。

 

自分のことは一番良く判らないとも言うけれど。

 

命に理由なんてないのかな。

 

あるのかな。

 

命ってなんなのだろうね。

 

早くこの気持ちが、大気に溶けてしまいたい。

 

少し淋しさを残して。

 

だから空は、ときどき茜色になるのかもしれない。