映画雑感4

今回の映画は「リボルバー

 

なんともはや…

 

もうこの手の映画はオバさんには疲れるのよね。

 

こう言う時だけ好きなだけ、「オバさん」の行使をしますw

 

私の時代には「ファイトクラブ」なんぞという映画もあって、このようなテイストはこれで充分。

 

あちらの方が俳優さんたち、美形だしね〜

 

でもこれ、ハマる人はハマるでしょう。

 

ファンの方々に、ファイトクラブと一緒にするなんてバカか!?と怒られそうだけど、好みの路線でないと十ぱ一絡げはオバさんゆえのサガにてゴメン。

 

ジェイソン・ステイサムは人気が出るごとにだんだん変な役に挑戦するハリウッドの流れよろしく暗くなりがちの役が多いように思ってましたが、これでまた1つ新境地開拓の意欲作ではないでしょうか。

 

主人公に対する指南役の2人の存在はたまらなく好きでツボでした。

 

この位置づけがあって、かろうじて映画の面白さが救われます。

 

レイ・リオッタが、やはり程よく間抜けで笑えます。

 

よく泣いて、ひたすら汚かった。アップが辛かった。しっかし、大きな目玉だなぁ〜

 

最後のエンドクレジットがないのはいいけど、日本語でわざわざお断りを入れてくれて、せっかくのサティによる グノシエンヌ第1番の効果と余韻が半減しました。

 

以上

 

 

 

 

映画雑感3

今日の作品は「フリーランサーNY捜査線」

 

ロバートデニーロが悪役バージョンの映画。

デニーロは相変わらずカッコいいです。

 

しかし作品は、全体に暗くあまり面白くない。

 

その様子に絶大な影響力を与えている存在が主人公とラルー役のフォレスト・ウィティカー

フォレストはハリウッド映画の出演も多くメジャーな俳優のはずなのに、なぜかいつまでも、たまに凄く良い役をもらったりしても、B級テイストをプンプンとかもし続けられる稀有な人。

 

デニーロが出ていなければ終わりの映画。以上w

 

雨音日記

今朝は雨が降っていたらしくそうとう外は濡れている。

 

いまベランダに出てみたら雨音がしているような音が聞こえた。しかし、肉眼では雨粒は見えない。

あれ?と思って、何度も目を凝らしてみたが雨粒はみえない。

しばらく目の前の竹やぶを眺めていてやっと気がついた。

 

竹やぶに驚くほどたくさんいる雀たちの羽ばたく羽根の音なのである。

 

雀たちは、それは忙しく竹の中を何の目的かはしらないが飛び交っているのであるが、その羽根の音がパチパチ?とも、なんともいえないかすかな音を立てていたのであった。

いま思うと、スズメも一晩中、たっぷりと雨に濡れてしまってだいぶ羽根が重たいのかもしれない。

いつもより大きな羽根の音をパタパタたてて雀が飛び交っていたのであった。

 

ベランダの隅には、今は現実的な仕事をしていない傘立てがあって、そこに娘が小学校から中学校にかけて使用していたピンクの傘が一本さしてある。

 

その傘の柄がだいぶん色あせてしまっていて、もう粗大ごみにだしてしまおうかと手に取った。

そのピンクでうっすらと桜の花びらの模様の入った傘を両手にとって最後の別れとばかりにしげしげとみてみると、傘の先端のほうが斜めにすり減って削れていた。

これはきっと娘が学校から帰ってくるときに、引きずって削れたものに違いなかった。

 

その時の娘の情景や心情、身長ゆえの傘の減りを想像してみたら、やはり愛おしく、けっきょく傘は傘立てに戻すことになってしまった。

 

場所がないというわけでもないし、急いですてる必要もないかな。

 

などと、小さな言い訳をして自分の湿った感情をまたベランダに戻してしまった。

 

ブログを一人で書いている割には、心のどこかで自分が死んだあとに家族にあてた素直な心のメッセージを残しているような気持もしている。

しかし、自分のイメージとは現実はうらはらで、きっと家族はこのメッセージを読んではくれそうもないとも思っている。

家族は私が死んだあとは、割とあっさり前に向かってスタスタ歩いて行くのだろうと思う。

そう一人でなんとなく思う私の口元はいつもニッと笑ってしまうのであった。

 

ブログは面白い。

自分の悪筆に落ち込むことなく、誰も読まない事前提で、人の評価を気にすることなくさらさらと自分の想いを綴れるから。

 

すべてを記録することはできないが、それはそれでまた良いものなのであろう。

 

いや、そのほうが良い。

 

映画雑感2

今日の映画は「読書する女」

 

主演女優 ミュウ=ミュウの軽快で不思議な映画。

 

映画の中で朗読されるいくつかの短編がステキ。

 

夫婦で歩いている最中に起こる?とんでもない顛末(作品 スカート)や、互いに違う障害を持つ二人の兄弟の物語や・・・

 

本の朗読を職業にしようとする女性の映画だが、日本のタイトルは、読書する女とある。

 

wikiには 原題:La Lectrice、「朗読係」及び「朗読者」の意 とあるので、やはり邦題がちょっと変。

 

でもあえて「読書する」を意識して映画を観るとまた違った感想が出てくると思う。

 

私の好きなフランス語の語りがふんだんに聴けるところが良い。

 

あと、セックスをすることがとてもライトで、なんというか・・・とても大切で楽しいフレンチ・キスのような位置ずけで良い。

 

あっさりと、そしてスッキリと女性が楽しんでいる。

むしろ男性の方が湿っている感が大。

 

日本にはない感覚で、フランスの、もっと日本より乾いた明るい風の文化だからこその作品だと思った。

 

あと、この映画は色彩に注目。

 

主人公の帽子を始め、シーンを送る毎に色彩を通じて、伝えたいことを解ってねw と言う感じでメッセージを伝えようとしてきます。

 

蛇足だが、この映画には  ステファーヌ・オードランがお母さん役でチョイ出演していてちょっと驚きました。

人違いだったらゴメンなさい。

誰か知っている人はいないかな?

 

 

最後に童話「盲者と下肢麻痺者」を。

 

 

ピエールとポールは兄弟です

 

 

ポールが脚の自由を失った時  ピエールは悲しみませんでした

 

 

ポールが視力を失って帰ってきた時

 

屋根裏の窓から見ていたピエールは  ざまあみろと思いました

 

 

仲の悪い兄弟でした

 

 

二人は遠い海に憧れていました

 

 

海はどんな味でしょう

 

 

ピエールが言います

 

 

海に行きたいけど

僕は道が分からない

 

 

ポールも言います

 

 

海に行きたいけど

僕は歩けない

 

 

そこでピエールがポールを背負い出発しました

 

 

ピエールは脚が疲れても弱音を吐かず

 

ポールは暗闇や雨の中  道を探し続けても目が疲れたと言いません

 

 

朝  初めての匂いが鼻をかすめました

 

 

世界の果てです

 

 

二人は笑い声をあげ

 

 

海に入っていきました

 

 

今や二人は同じです

 

 

海が二人の目を焼き

 

 

足跡を消すからです

 

 

PETITE  HISTOIRE  des  VOYAGE

 

 

 

 

 

映画雑感

今回は「月の輝く夜に

 

この映画は、私の愛する映画のうちの一本にあたる。

 

もうなにからなにまで好きですね。

 

何回観たかは判りません。ビデオテープの時代からずっと観てます。

 

メトを美しく紹介してくれている点も、見逃さないでほしい処^^

 

この映画についてたくさんの方々が書き記していらっしゃいますが、自分と同じ角度の感想を書いてらっしゃる方がいないので淋しい思いを少ししてます。

 

それは、この映画は、実は「単純な」ハッピーエンドではないと思うところ。

 

この監督さんは、もしも余裕があったら、PART2もとりたいと思っていたのではないかと言うこと。

 

どうしてそう思うかというと、ラストのラスト、エンドロールの写真を見れば一目瞭然。

 

ロレッタの横で胸をはって幸せそうに立っているのってお兄ちゃんです。

 

み~んな満足そうに写っている中でただ一人だけ曇った表情ではじっこに座っているのがロニー。

そして写真は右側が少し落ちた感じに斜めにずっこけて壁に飾られての終わり方。

 

私はあのみんなでシャンパンをもって乾杯した後に、またひと騒動あったに違いないと思っています。

そのことだけで、たくさんの物語を想像するの。

 

そして、最後にロレッタとやっぱりむすばれたのがジョニーお兄ちゃんというワケ。

 

陽気で情熱的なイタリアの恋だもの、きっとそうに違いない。

 

ディーン・マーチンの That s Amore  の曲にのってね。

 

ひと癖あるけど、まぁハッピーエンドには違いありませんw

 

雨音日記

今日も偏頭痛でげろげろ。

 

しかし、12月の旅行の予約をした。

今年のクリスマスは旅行に決定。

 

山城温泉の瑠璃光というお宿へGOします。

 

今回は、子供も参加するという。

 

ひねくれていたら、孤独になってなにも楽しくないということだけは、学習したのか。

 

まぁとにかく、旅行の日は、頭痛になやまされないで楽しくいきたいな・・・