映画雑感
今回は「月の輝く夜に」
この映画は、私の愛する映画のうちの一本にあたる。
もうなにからなにまで好きですね。
何回観たかは判りません。ビデオテープの時代からずっと観てます。
メトを美しく紹介してくれている点も、見逃さないでほしい処^^
この映画についてたくさんの方々が書き記していらっしゃいますが、自分と同じ角度の感想を書いてらっしゃる方がいないので淋しい思いを少ししてます。
それは、この映画は、実は「単純な」ハッピーエンドではないと思うところ。
この監督さんは、もしも余裕があったら、PART2もとりたいと思っていたのではないかと言うこと。
どうしてそう思うかというと、ラストのラスト、エンドロールの写真を見れば一目瞭然。
ロレッタの横で胸をはって幸せそうに立っているのってお兄ちゃんです。
み~んな満足そうに写っている中でただ一人だけ曇った表情ではじっこに座っているのがロニー。
そして写真は右側が少し落ちた感じに斜めにずっこけて壁に飾られての終わり方。
私はあのみんなでシャンパンをもって乾杯した後に、またひと騒動あったに違いないと思っています。
そのことだけで、たくさんの物語を想像するの。
そして、最後にロレッタとやっぱりむすばれたのがジョニーお兄ちゃんというワケ。
陽気で情熱的なイタリアの恋だもの、きっとそうに違いない。
ディーン・マーチンの That s Amore の曲にのってね。
ひと癖あるけど、まぁハッピーエンドには違いありませんw